群馬県富岡市の社会福祉法人実源福祉会 一の宮保育園（乳児保育、延長保育、一時預かり保育、地域子育て支援、老人との交流）

今日は、一ノ宮地域づくりセンター様よりおさそいをいただき、一ノ宮ピッコロこども園のお友だちと一緒においもほりへいってきました。

今回で3回目となるおいもほり。

回を重ねるごとに、子ども達の掘り方もすっかり上手になっていきます。

「先生見て！」「大きいのとれた！！」

土の感触を楽しみながら、夢中で芋を掘る姿は、何度見ても微笑ましいものです。地域の方々との温かい交流も、子ども達にとってかけがえのない経験となっています。

おいもほりの後は、さくら小が建設される予定地へ。

そこでは発掘調査が行われていて、なんと実際に出土した遺物を触らせていただく機会に恵まれました。

「１３００年前って、いつ？」

「みんなのおじいちゃんのおじいちゃんの、ずっとずっと前だよ。」

目を丸くして、そっと手を伸ばす子ども達。

１３００年という時間の重みを、小さなてのひらで感じた瞬間でした。

来年の春、年長さん達が通うことになる小学校。

その場所に、遠い昔の人々の暮らしの痕跡があったこと。そして今、自分たちがここに立っていること。

子ども達にとって、この経験がどんな意味を持つのか、今すぐには分からないかもしれません。

でも、ずっと先の未来、ふとした瞬間に思い出してくれたら。

そんな思いを抱きながら、今日という日を見守りました。